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葬儀屋さんの必需品!葬儀概論とは?

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葬儀屋さんのバイブル 

 

この記事を見たということは、葬儀屋さんですね!

葬儀屋さん大歓迎です!

 

葬儀屋さんにとってはバイブルと呼ばれる葬儀概論という本があります。

碑文谷 創先生が著者になります。

碑文谷 創先生は葬儀屋さんではなく雑誌「SOGI」の編集長を26年されその後はフリーランスとして死や葬送に関する評論や講演活動をされているようです。

 

葬儀概論の初版は1996年で今までもこれからも葬儀屋さんには必要な資料になります。

2019年現在で、4回表現や内容の見直しをされております。

また先日お話しした葬儀の専門学校でもこの葬儀概論を主として勉強を行うそうです。

 

(ここに葬儀の専門学校に関する記事を入れる)

 

この葬儀概論という本の本体定価価格は2019年現在で、9,524円で税込みだと10,285円といったビックリするほど高い金額です。

ですが、内容はそれ以上の価値があり、葬儀概論は葬儀屋さんには必ず必要といっても過言でないものなのです。

葬儀概論が一冊も置いて無い葬儀社はないはずです。

 

レベルの高い葬儀屋さんは常にアンテナを張っており葬儀に関する資料や月刊誌を読み葬儀の知識を身に着けていますが、新しいことを知っていても今までの歴史を知らなければ、その人の知識もその程度か、となってしまいます。

社会と同じで歴史を重んじましょう。

 

葬儀概論の内容

 

第1章 葬儀の意味

 

第2章 葬儀の歴史

 

(資料)死と葬送の日本の歴史年表、葬儀の起源、日本の古代の葬送儀礼、古代の葬儀観、厚葬から薄葬へ、御霊信仰、天皇の葬儀と仏教、法華三昧と常行三昧、(略)、明治維新と神仏分離、近世・近代の火葬の歴史、明治時代の葬儀、戦前までの葬儀、戦後の葬儀、現在の葬儀事情

 

第3章 死とその環境

 

死の環境(臨終、死の場所、死亡者数の推移、増える65歳以上人口、高齢者の死の割合の増加)、死の判定と死因調査(死の判定、「脳死」の問題、死亡診断書と死体検案書、死因調査、監察医制度、行政解剖と司法解剖、死因、自死、葬祭業者は法的に死が確定しないと遺体を取り扱えない)、遺体と公衆衛生

 

第4章 葬儀の実際

 

臨終、受付、遺体の引き取り・安置、打ち合わせ、見積、枕飾り、枕経・遺体処置・納棺、設営、幕張、飾りつけ、通夜、葬儀、司会進行、接客・誘導、出棺、火葬、葬儀後の会食、撤収、請求・集金、アフターサービス、法要、事前相談

 

第5章 葬儀の知識

 

死亡記事・死亡広告、告別の方法(焼香、献花、玉串拝礼、宗派による焼香の違い、等)、香典、返礼品、霊柩車、棺、祭壇(祭壇の原型と変遷、祭壇の位置づけ、等)、葬具、戒名(法名・法号)、布施、仏壇・仏具、墓(墓石の形態、墓埋法に規定された「お墓」、埋葬(埋蔵)、改葬、墓地の分類、使用権、お墓の承継、埋骨方法、散骨、樹木葬・桜葬)、死後の手続き、相続、遺言、相続税、遺体の海外移送、海外の葬儀事情、葬儀と習俗、葬儀の生前準備、顧客獲得システム、グリーフワーク

 

第6章 社葬・団体葬

 

第7章 日本の宗教の概要

 

日本の宗教団体概要、神道(神道、神社神道、教派神道)、仏教(仏教の歴史、奈良仏教系、天台宗系、真言宗系、修験道系、鎌倉仏教、浄土宗系、浄土真宗系、融通念仏宗、時宗、日蓮宗系、臨済宗、曹洞宗、新教派系)、キリスト教(キリスト教の歴史、日本への伝来、現在日本のキリスト教)、諸教(諸教の概念、諸教の概要)

 

第8章 宗教儀礼

 

神葬祭、天台宗の葬儀、真言宗の葬儀、浄土宗の葬儀、浄土真宗の葬儀(浄土真宗の葬儀の意味、臨終と通夜、本願寺派の葬儀式、大谷派の葬儀式)、臨済宗の葬儀、曹洞宗の葬儀、日蓮宗の葬儀、カトリックの葬儀、プロテスタントの葬儀、天理教の葬儀、金光教の葬儀、友人葬

 

第9章 葬祭サービスと葬祭ディレクター

 

事例研究、事例からの教訓、葬祭サービスとは何か?、葬祭ディレクターの倫理

 

第10章 関連法規とその解説

 

墓地、埋葬等に関する法律、感染症法、船員法、医師法、戸籍法、軽犯罪法、刑法、刑事訴訟法、死体解剖保存法、献体法、警察官等が取り扱う死体の原因又は身元調査等に関する法律、行旅病人及び行旅死亡人取扱法、臓器移植法、貨物運送事業法、生活保護法、割賦販売法、都市計画法、建築基準法、民法、消費者契約法、景品表示法

 

以上が記載してある内容になります。

 

 さいごに

 

自称「歩く葬儀概論」のわたしはこれからはブログを通してお葬式に関することや疑問に思ったことなどを記事にし、お葬式とは何だと思った方にお葬式の本質や変えていかなければならないことなどを発信し、コメント欄でお葬式に関する議論ができればと考えております。